
2016年8月3日(水)から22日(月)にかけて、東京・松屋銀座8階のイベントスクエアで開催している「GUNDAM PRODUCT ART 機動戦士ガンダム the origin(ジ・オリジン)展」に行ってきました。
実はこの日、松屋銀座では「ひつじのショーン展」も同時開催中でした!
「GUNDAM PRODUCT ART 機動戦士ガンダム the origin(ジ・オリジン)展」を観賞後、「ひつじのショーン展」もちゃっかりハシゴしましたが、それはまた別で書こうかなとw
この記事の目次
お昼を狙えば週末でも混雑ナシ!
さっそく展覧会チケット売り場へ。入場料は一般800円、高校生・大学生は600円、小中学生は400円。小中学生ってガンダムに馴染みがあるんですかね。新作のガンダム作品が随時でてるからか、はたまた親の影響か。
難なく展覧会チケットをゲット。この日は日曜でしたが、12時頃でちょうどお昼時だったこともあり、並ぶことなく購入できました。
展示会場も広くはないため、混雑時は見づらいかも。というわけで比較的すいているお昼時は狙い目でしたw
同時刻、松屋銀座のレストランフロアはどのお店も長蛇の列でしたよ~。
安彦良和氏のシャアイラストが目を引くエントランス
いざエントランスへ!
安彦良和氏のシャアイラストが目を引きます!テンション上がりますねw
エントランスには、受付担当のスタッフが2名と、奥にはジオン・ズム・ダイクンの胸像が展示されています! が、ここからは撮影禁止…。残念…。
撮影禁止だから詳細をメモる① - 第1章 THE ORIGINの胎動 -
第1章 THE ORIGINの胎動は、安彦良和先生が描いた、機動戦士ガンダム the origin(ジ・オリジン)の漫画原稿が展示されていました。
印象深かったのは名シーン「ラストシューティング」の原画。言わずと知れた名シーン。左腕と頭部を失ったガンダムが右手のビームライフルを真上のジオングめがけて撃つシーンですな。
原画で見ると、なぜかアニメより臨場感があるように感じられました。この日もっとも感慨深い一枚でした。
撮影禁止だから詳細をメモる② - 第2章 アニメーションの誕生 -
第2章 アニメーションの誕生は、安彦良和氏がアニメについて語る映像が流れています。安彦良和氏は機動戦士ガンダム the origin(ジ・オリジン)の漫画だけではなく、アニメ版の総監督も兼任。映像のボリュームは約2分半ほど。
アニメーションは漫画と違って動きもあり、当然キャラクターもしゃべりますよね。効果音や音楽もあります。安彦良和氏はこのアニメーションについて、「声優、音楽や演奏など各分野のプロフェッショナルの技が結集したのが機動戦士ガンダム the origin(ジ・オリジン)のアニメだ。それぞれのプロの技も見どころの1つ」と語っております。
最近のガンダム作品だと、ガンダムUC(ユニコーン)は音楽がとても壮大でググッとストーリーに引き込まれます。機動戦士ガンダム the origin(ジ・オリジン)も音楽にはとても力をいれているそう。
撮影禁止だから詳細をメモる③ - 第3章 product art of the origin -
第3章 product art of the originは、機動戦士ガンダム the origin(ジ・オリジン)のアニメ版製作で使用された絵コンテや設定資料などが展示されていました。展示物は以下のとおり。
- 原画
- 絵コンテ
- アフレコ台本
- 脚本
- 楽譜 「第1話主題歌 星屑の砂時計」
- キャラクター設定資料
- 美術資料
- メカニカル設定資料
それぞれの展示物は、かなりの使用感があるものも。アフレコ台本には声優さんと思われるメモ書きが。絵コンテもラフ画ながら、これがアニメーションのベースになっているのかと思うと見入ってしまいます。
とくに機動戦士ガンダム the origin(ジ・オリジン)のアニメ版製作においては、安彦良和氏が描いた絵コンテをそのまま拡大コピーし、背景や人物の配置を決める画面のレイアウトとして使用。その後そのレイアウトを元に原画を描くとのこと。
こうやってアニメは作られるんだなぁとしみじみ。見応え充分なブースです。展示会全体でも、この第3章 product art of the origin -が一番ボリューミーでした。
撮影禁止だから詳細をメモる④ -締めくくり CG 1/10 THE ORIGIN版ガンダム -
機動戦士ガンダム the origin(ジ・オリジン)展の締めくくりは、ガンプラCG、1/10 THE ORIGIN版ガンダムが展示されていました。オリジナルガンダム(RX-78-2)が全長18.0m、その1/10スケールなので1.8mのガンダムです。
気になるのはこのガンダムだけ、写真撮影してる人が1人いたことと、近くにいた警備員がそれを注意しなかったこと…。CG、1/10 THE ORIGIN版ガンダムだけ撮影OKだったの?と今になって気になっております。
物販コーナーの目玉はやはりガンプラ!?
出口を出ると、グッズ売り場へ。
やはり目玉はガンダムオリジン展でゲットできる限定ガンプラ。全て組み立てられて展示されており、目を引きます。限定ガンプラ欲しさに来場する人も多いのでは。ちなみに展示されていたガンプラは全て素組のようです。
左から順に、
- HG 1/144 MS-06R-1A 高機動型ザクⅡ 黒い三連星メタリックVer.(機動戦士ガンダム the origin ジ・オリジン)4,536円
- HGUC 1/144 ユニコーンガンダム(デストロイモード)+ヘッドディスプレイベース 最終決戦Ver. 2,700円
- GUNDAM PRODUCT ART限定 MG 1/100 RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)メカニカルクリアVer. 4,900円
- HGUC 1/144 ユニコーンガンダム2号機 バンシィ・ノルン(デストロイモード)グリーンフレームチタニウムフィニッシュVer. 4,860円
- HG 1/144 量産型ザク(GUNDAM THUNDERBOLT Ver.)リミテッドクリアVer. 1,944円
一度に買えるガンプラは、一種類につき5個まで。この日、転売ヤーらしき方々は見かけませんでした。在庫数にも余裕がありそうな印象。バンダイの魂ネイションのようなカオスな状況ではなかったです。
原画風のポストカードがクオリティ高し!バリエーションも豊富
物販コーナーで、特にぼくの目を引いたのがイベント限定ポストカード。種類が豊富なのも目を引くのですが、今回の限定ポストカードはデザインクオリティが高いと感じました!
特にこの原画風の限定ポストカード。線画のみの無骨でシンプルなデザインに男気を感じますw
アパレル、雑貨、複製原画などグッズいろいろ。ザクっぽいスニーカーも…。
その他もグッズはいろいろと。Tシャツやタオルなどのアパレルグッズ。
ラストシューティングの原画風の手ぬぐいがありましたが、原画風のポストカードにくらべるとほとんど惹かれず。
限定クリアファイルやノートなどの雑貨類も豊富。このあたりもありきたりで大して惹かれず。
機動戦士ガンダム the origin(ジ・オリジン)Ⅰ、Ⅱ、ⅢのBD・DVDがそれぞれ販売してました。全て通常版。イベント限定版とか出したら売れそうなのに。もしくはセット販売して特典つけるとか…。まぁ、ゴミ特典付けて売られても困るし、それよりは何もないほうがいいですね。
これ見て触発されて、劇場で売ってたCollector's Edition(初回限定生産)が欲しくなりましたw
そして異様な存在感を放っていたグッズがこちら。限定ガンプラの横に展示されてたスニーカーです。スニーカーて。気になるお値段は13,824円(税込)。高い…。モチーフはガンダムとザクでしょうが、これ履きたくなりますかねw
鑑賞のまとめ
ぼくは当日券で行ったのですが、800円の価値はあると思いました。というのは、コミック版の生原稿、アニメの原画や制作資料など約200点ものボリューム感。しかも週末にも関わらず、ストレスにならない混雑具合で、間近で原画の細部をじっくりと眺められます。
また、「GUNDAM PRODUCT ART 機動戦士ガンダム the origin(ジ・オリジン)展」は、2016年秋に公開される「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」に向けて、アニメーション制作のプロセスや裏側を予習でき、テンションを上げるのにピッタリ。
開催場所が銀座松屋というのも、ショッピングがてら行けるのがナイス。
唯一の難点といえば、撮影がNGなところ。仕方ないといえばそれまでですが、やはりガンダムファンとしては終始撮影しまくりたいというのが本音でしたw
開催場所 : 松屋銀座8階イベントスクエア
開催期間:2016年8月3日(水)-8月22日(月)
時間:10:00~20:00(入場受付終了は30分前まで・22日のみ17:00終了>
入場料:一般800円、高大生600円、小中学生400円、未就学児無料
TEL:03-3567-1211(松屋銀座代表)