ココマイスターが高い理由!費用対効果が高い財布3選
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ココマイスターの財布が気になるけど、値段って妥当なの?高くないのかな?」「ココマイスターが高額な理由が知りたい…!

こういった疑問を抱く方はかなり多いです。

私もココマイスターの長財布を愛用して3年目ですが「自分の財布はココマイスターです」と告げると上記のような質問をされることがあります。

今回はココマイスターの財布オーナーとして、実際の使用感を踏まえながら、こうした疑問にお答えしようと思います。

この記事でわかること

  1. ココマイスターが高価な理由
  2. ココマイスターの費用対効果が特に高い財布3つ

ココマイスターの値段の理由がハッキリすれば、納得のいく買い物ができますし、思い切って他ブランドを選択することもできます。

財布は高い買い物でなので、納得のいく買い物ができるよう、どうぞ最後までお付き合いくださいね。

今、財布を新調しようと検討中の方や、ココマイスターの財布オーナーの本音が知りたい方も必見です。

この記事の目次

ココマイスターが高価な理由は素材と技術にある

ココマイスターの革製品が高価になる理由は、2つあります。

ココマイスターが高価な2つの理由

  1. 高品質で希少価値が高い素材
  2. 国内加工・一流職人への発注

1つ目は、使っている素材が高品質で希少性が高いものがあること。

ココマイスターで使われる代表的なブライドルレザーやバケッタレザー、コードバンなどは、全て一流のタンナー(生産者)によって仕上げられた一級品であり、このため素材のコストが高くなると必然的に製品の価格も高価になります。

一流タンナー(生産者)製のレザーを使う

質の良いレザー

英国やイタリア、フランスなどヨーロッパには優れたレザーのタンナー(生産者)が多く、「革といえばエルメス」と言われるエルメスでさえ革はタンナーから卸してもらっています。

世界屈指のタンナー『Tanneries Du Puy(タナリー・デュ・プイ)』など一流のタンナーが多いヨーロッパ。そんなヨーロッパの一流タンナーが仕上げたレザーをココマイスターは使用しています。

レザーといえばヨーロッパをイメージする方も多いと思いますが、ズバリその通りなんですよね。

そしてこのヨーロッパの一流タンナーが仕上げた最高級レザーを日本の熟練職人が加工する。

一流づくしの加工が施されることが、ココマイスターが高い理由の1つとして挙げられます。

ヨーロッパ産最高級皮革を使用

ヨーロッパ製の上質なレザー

さらにヨーロッパは日本と違い、牛を広大な土地でのびのびと飼育しているため、ノンストレスな環境で育てられた牛のレザーは非常に高品質です。

原皮を作り出す家庭にまでこだわるのがヨーロッパのレザー文化であり、そんな中で生まれる最高級皮革がココマイスター製品には使われています。

原皮が最高級ということも、ココマイスターが高い理由の1つです。

世界に誇る日本職人の超絶技巧が活きている

日本のレザー職人の超絶技巧

2つ目は、その素材を加工する技術料です。

良い素材も3流の職人に加工されては台無しで、強度も劣りますし縫製もガタガタになてしまいます。ココマイスターでは加工は全て日本で行い、日本の伝統技術を継承した一流の職人にのみ、加工を発注しています。

私は元々、いくつかのハイエンド向けのガジェットやレザーブランドを扱うショップでバイヤー経験がありますが、そこでも日本製は世界的に評価が高いです。

レザー以外にも、燕三条の金物や鯖江の眼鏡など、日本の一流職人が生み出す製品はやはり素晴らしく、Apple社もパーツを燕三条の工房に発注すると聞いたことがあります。

我々は日本にいるのでなかなか実感をしにくいですが、日本職人の技や製品は世界的に評価されています。

レザーアイテムで言えば、クオリティはエルメスが世界最高峰ですが、ココマイスターの縫製やクオリティも非常に高レベルであり、それは日本の熟練職人による超絶技巧が活きているから。

しっかりとしたレザー製品は、丈夫で長く使うことができ、使うほどに経年変化を楽しめますよね。

このように、日本の一流職人の技で作られているからこそ、ココマイスターの財布は他ブランドよりも高い値がつくのです。

各国のレザー文化を活かす技術力

また、ヨーロッパ各国のレザー文化の個性を上手に活かすのがココマイスターの凄いところ。

私の所有する財布「ロンドンブライドル」はイギリスの乗馬文化から生まれたブライドルレザーという堅牢なレザーを使用しています。表面にロウが染み込んでいて硬い手触りで無骨なイメージが好みでした。

乗馬のブライドルレザー

「乗馬のレザーが財布に!?」と驚きますが、「俺の財布、乗馬のレザーがルーツなんだ」と語れるストーリーがあるのも愛着がわき話題性にもなります。

以下の画像が私の所有するロンドンブライドル。

私物のココマイスター長財布のブライドルレザー

最初はロウが表面についていましたが、使い込むと手の温度で溶けてレザーに馴染みツヤに変わりました。

このようにヨーロッパ各国の個性的なレザーを扱うココマイスター 。イギリスの他にもイタリア・ドイツ・フランスなど各国の最高級皮革を使い、扱いにくいレザーでも日本職人の高度な技術力で製品化してしまうところが、ココマイスターが高くなってしまう理由の1つです。

このように職人の高い技術力と職人管理が徹底的に行き届いているため、その分コストが上がり、製品価格が高くなっています。

ココマイスターの4つの特徴

次にココマイスターブランドの大きな特徴を4つお話ししますね。

日本発・日本製のレザーブランド

メイドインジャパン製品

ココマイスターは、世界でも評価の高い日本の熟練職人による、メイドインジャパンにこだわった革製品ブランドです。

「世界と勝負をする」というコンセプトで作られた日本発信のブランドなので、日本人ならば愛着が沸いてしまうブランドでもありますね。

平均単価5万円のハイエンド向けブランド

ココマイスターのマットーネ画像引用:ココマイスター公式「マットーネ オーバーザウォレット」

ココマイスターの財布は平均単価5万円ほど、鞄は15万円ほどの平均単価です。

この価格帯は高いのか、妥当なのか、それとも安いのか気になるところですが、財布の価格面だけを見ると高級な紳士ブランドだと言えるでしょう。

後ほど他ブランドと比較しますが、若いメンズに人気の吉田カバン・PORTERは平均単価22,774円。PORTERと比べると平均単価2倍以上のブランドです。

ハイエンド向けなので、社会的地位の高い方にも多く愛用されているよう。有名人にも利用者がいます。興味ある方は「ココマイスターの財布を愛用する芸能人!芸能人が好む財布の傾向」も合わせてどうぞ。

職人を刺激し品質を担保する

レザー職人

ココマイスターは、革職人を直接雇用せず、主に業務委託で外注することで職人同士を競わせて品質を底上げするという、なかなか厳正な品質管理をしています。

職人を自社で雇っていてアットホームな雰囲気のある日本製レザーブランド「土屋鞄製造所」とは真逆の営業方針ですね。

英国でも高い評価を得ている

英国でも高い評価

ココマイスターのストイックなものづくりの姿勢により、英国にて最も芸術的な革製品として評価され、 2018年第2代ケント公爵エドワード王子にココマイスター製品が贈られました。

デザイン面での芸術的な部分も評価されているブランドです。

高い?安い?人気メンズ財布とココマイスターの価格比較

次に、ココマイスターの価格がメンズ財布市場において、高いのか安いのかを相対的に見てみましょう。

メンズ財布で特に人気のあるブランドと価格を比較してみます。

メンズ財布の人気ブランド別平均価格

以下はココマイスター以外の、メンズ財布の人気ブランド別平均価格。ギフト需要なども多い2020年12月のデータを例にあげます。

人気順位 ブランド名 平均価格
1位 ポーター 22,774円
2位 ルイヴィトン 166,278円
3位 ブルガリ 70,828円
4位 ポールスミス 26,834円
5位 グッチ 71,699円
6位 コーチ 18,279円
7位 ダンヒル 37,209円
8位 バーバリー 50,215円
9位 ボッテガ・ヴェネタ 72,782円
10位 プラダ 66,281円
11位 バレンシアガ 53,146円
12位 カルバンクライン 15,341円
13位 クロムハーツ 260,388円
14位 ディーゼル 21,405円
15位 ホワイトハウスコックス 44,960円

続いて、全ての平均額をみてみましょう。

メンズ人気財布の平均価格とココマイスター

ルイヴィトン(166,278円)とクロムハーツ(260,388円)が飛び抜けて高価なので、平均額をあげてしまっていますが、メンズ人気財布の全てのブランドの平均価格は66,561円となりました。

メンズ人気財布の平均価格=66,561円

ココマイスターの財布の平均価格は50,000円なので、ココマイスターはメンズ人気財布の平均よりは安価なことがわかりますね。

ちなみに、ルイヴィトン(166,278円)とクロムハーツ(260,388円)をのぞくと、平均価格は43,981円となります。この2ブランドはちょっと高すぎるので、参考値としては除いた方がいいかもしれません。

メンズ人気財布の平均価格を43,931円とすると、ココマイスターは平均よりも約6,000円ほど高い財布ということになりますね。

以上から、ココマイスターは超ハイエンド財布のルイヴィトンとクロムハーツを除く人気メンズ財布よりも、平均して6,000円ほど高いことがわかりましたね。

ココマイスターの費用対効果が高い財布3選

最後に、ココマイスターの財布の中でも費用対効果が高い財布を3つ厳選します。

ココマイスターの財布はとても種類が豊富ではじめて見ると迷ってしまいます。私のようにお店に行ってスタッフに聞ければラクなのですが、近くにお店がない方の参考になれば嬉しいです。

財布選びの参考にしてみてくださいね。

1.ブライドルシリーズ「グランドウォレット」

まず、ココマイスターの財布のど定番シリーズ「ブライドルシリーズ」が、価格も手頃でかっこ良くハズさないシリーズです。

ブライドルシリーズもたくさんあるので迷いますよね。

二つ折りの長財布も良いのですが、ココマイスターの代名詞であるラウンド形状の「ブライドル グランドウォレット」の方がココマイスターらしさ全開です。ココマイスターでしか表現できない美麗なラウンドが冴えたカッコ良いモデルです。

ブライドル グランドウォレット画像引用:「ココマイスター公式 ブライドル グランドウォレット」

価格は32,800円(税込)と、ココマイスターの中ではリーズナブルな部類ながら、私も使用しているロンドンブライドルと外観は同じ。硬くて丈夫な乗馬用のブライドルレザーが艶やかで非常に使いやすいモデルです。

カラーは7色展開で、モスグリーンとロンドンキャメルが良く売り切れていますよ。

2.マットーネシリーズ「マルチウォレット」

前述の乗馬用のレザーを使った「ブライドルシリーズ」と双璧をなす人気シリーズがココマイスターの代表格「マットーネシリーズ」です。

イタリアの老舗タンナー(革生産者)バダラッシカルロ社のバケッタレザーを贅沢に使い、日本職人が手仕事で仕上げるという、イタリアと日本のいいとこ取り、至れり尽くせり感のシリーズです。

マットーネはオイルがたっぷりと染み込んでおり品のあるツヤが特徴。ブライドルシリーズほど無骨なイメージはなく、プライベートでもビジネスシーンでもキマる程よい上品さです。

マットーネは二つ折りの長財布がいい感じ。

マットーネ マルチウォレット画像引用:マットーネ マルチウォレット

シンプルな二つ折り財布「マットーネ マルチウォレット」は価格も27,500円(税込)と、ココマイスター平均単価5万円の半額で購入でき、コスパ最強の大人の革財布です。

個人的には「マットーネ オーバーザウォレット」というモデルがあり、今使っているロンドンブライドルの次に購入しようと考えています。

マットーネ オーバーザウォレット画像引用:ココマイスター公式「マットーネ オーバーザウォレット」

オーバーザウォレットはレザーが編み込みに加工されているという、とても手間がかかったマットーネ。ツヤツヤのレザーが編み込まれて美しすぎるテクスチャですよね。

編み込みは手間がかかるぶん値段も40,000円(税込)と高額ですが、ココマイスターの平均価格5万円よりもリーズナブルで、手間の割にはコスパが良いモデルです。

3.ロンドンブライドルシリーズ「グラディアトゥール」

3つめの費用対効果が高い財布は、私も所有する「ロンドンブライドルシリーズ」の長財布です。

ロンドンブライドルは、上記のブライドルシリーズとマットーネシリーズのいいとこ取りのスペシャルモデル。なんと、外装はブライドルシリーズに使用されている乗馬用のブライドルレザー内装はマットーネシリーズのマットーネを使用し、外装・内装ともに贅沢な仕様です。

どのモデルも素敵ですが、特にココマイスター銀座店のスタッフに「最も人気なモデルはどれですか?」と聞いて即答だった「ロンドンブライドル グラディアトゥール」は、私もその場で一目惚れ、即購入しました。

ロンドンブライドルシリーズ画像引用:ココマイスター 公式「ロンドンブライドル グラディアトゥール」

堅牢で硬めのボディはブライドルレザーに覆われ、使い込むほどに表面のロウが溶けて艶やかに色っぽくなっていきます。

内装はマットーネなのでビジネスシーンでも使える上品さを秘めており、ライバルに差をつけたい方にも一押しのモデル。ロンドンブライドルシリーズ自体まだ発売して日が浅めの新しいシリーズで、ブライドルレザーとマットーネの合わせ技はココマイスターだけですね。

価格は43,000円(税込)と、ココマイスターの平均価格5万円を下回るコスパの良さで、費用対効果はバツグンですよ。

以下の画像は私の私物です。

ココマイスターの長財布の経年変化

この「ロンドンブライドル グラディアトゥール」の購入レビューは「【ココマイスター財布・口コミレビュー】ロンドンブライドル・グラディアトゥールの経年変化を楽しむ」をご覧くださいね。

ココマイスターが高い理由は素材の良さと技術力

いかがでしょうか。

ココマイスターが高い理由、お分かりいただけましたか?

世界的評価の高い日本職人が、ヨーロッパの一流タンナー(生産者)による最高級のレザーを使用して作られるため、ココマイスターは高額になるのです。

とはいえ、メンズ財布の人気ブランドの平均価格(66,561円)と比べると、ココマイスターはリーズナブルな平均価格(50,000円)ですね。

さらに、その平均価格(50,000円)よりも安い価格で買えて費用対効果の高いココマイスターの財布を3つお伝えしました。

ココマイスターのトップセールス「ブライドル グランドウォレット」、同じくベストセラーの「マットーネ マルチウォレット」、銀座店のスタッフもオススメする両シリーズの合わせ技「ロンドンブライドル グラディアトゥール」。

これらの3シリーズは、27,000円〜43,000円で購入できるわりに、普段使いはもちろんビジネスシーンでもバッチリキマるルックスと、由緒正しいレザーを贅沢に使用し丈夫で長持ちするコスパの良さを秘めています。

ちなみに、安く買いたいからといって中古品はオススメできません。理由は「ココマイスター中古品の4つの注意点!ココマイスターの得する安心な購入方法」をご覧くださいね。

ココマイスターにはたくさんのモデルがあって迷ってしまう方も多いと思うので、ぜひこちらの記事を参考に長年愛用できる財布に出会えますことを!

ココマイスタースタッフに聞いた「どの財布が人気でおすすめなのか」知りたい方は「【2021年版】スタッフに聞く!ココマイスター人気おすすめTOP5【長財布・二つ折り財布ランキング】」も是非チェックしてみてくださいね!

それでは!

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日本製ハイエンド革製品ブランド「ココマイスター」

日本の伝統技術は世界的に評価されています。その世界に誇る日本の熟練レザー職人が1つひとつ手作りで作る高級革製品ブランドが「ココマイスター」。

同じく日本製で近年メジャーになった土屋鞄と比べるとカジュアルではなく紳士向け、格式が高いビジネスマン向けの革製品ブランドです。

東京銀座に路面店もあるので、通販に抵抗がある方は路面店に足を運んでみては。

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